ロイド・ジョージと「戦時内閣」の創設
ロイド・ジョージは、第一次世界大戦期に軍需相および首相として強い指導力を発揮した自由党の政治家である。1815年の砲弾危機に際して軍需省を新設し、民間企業を動員して軍需物資の劇的な生産拡大を達成した。1816年12月にアスキスに代わって首相に就任すると、5名の閣僚からなる「戦時内閣」を創設し、意思決定の迅速化と徹底した総力戦動員を推進した。食糧配給制の導入やUボート対策の護送船団方式の採用を主導して戦勝を導き、「戦争を勝ち抜いた男」として絶対的な評価を確立した。