フランツ・ヨーゼフ1世
1830年ウィーン生まれのフランツ・ヨーゼフ1世は、ハプスブルク=ロートリンゲン家のオーストリア皇帝およびハンガリー国王。1848年の革命の中で即位し、1867年にはアウスグライヒを締結してオーストリア=ハンガリー帝国を成立させた。長年の治世で帝国の象徴的存続を支えたが、皇太子フランツ・フェルディナントが暗殺されたサラエボ事件を受け、1914年にセルビアへの宣戦布告を決断し第一次世界大戦を引き起こした。大戦中は陸海軍の最高司令官として帝国を率いたが、戦局が悪化する中の1916年11月21日、シェーンブルン宮殿で86歳で死去し、帝国のたそがれを象徴した。