マティアス・エルツベルガー:休戦の署名者
マティアス・エルツベルガーは、中央党の有力政治家であり、第一次世界大戦の休戦協定に署名した人物です。帝国議会において1917年に和平決議を主導し、終戦時にはドイツ代表団のトップとしてコンピエーニュの森で休戦協定に調印しました。ワイマール共和国成立後は財務相として大胆な税制改革を行い、中央政府の財政基盤を確立しました。しかし、休戦協定への調印やヴェルサイユ条約の受入れをめぐり、右翼勢力から「背後からの突き刺し」の元凶として激しく憎悪され、1921年に極右恐怖組織「コンソール」によって暗殺されました。