哲学者から修道女へ渡りナチスの犠牲となった殉教者
エディット・シュタイン
ドイツ出身のユダヤ系哲学者、教育者、カトリック修道女。現象学者エトムント・フッサールの弟子・助手として「共感」の問題などを研究し、後にはトマス・アクィナスの思想と現象学を結びつけた哲学・宗教思想を展開した。1915年には第一次世界大戦中の赤十字看護師として勤務した。1922年にカトリックへ改宗し、1933年に跣足カルメル会へ入会して「十字架のテレジア・ベネディクタ(Teresia Benedicta a Cruce)」の修道名を受けた。ナチス政権によるユダヤ人迫害が激化すると、1938年にオランダへ移ったが、1942年8月に妹ローザとともにゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツ=ビルケナウへ移送された。同年8月9日にガス室で殺害された。1987年に列福され、1998年に教皇ヨハネ・パウロ2世によって聖人に列聖され、1999年にはヨーロッパの守護聖人の一人に定められた。
年表
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ヨーロッパ
世界
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