タレーラン:変幻自在の外交術でフランスを救った男
シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
フランスの政治家・外交官・聖職者。アンシャン・レジーム、フランス革命、総裁政府、ナポレオン帝政、ブルボン復古王政、七月王政という大きく異なる政治体制をまたいで活動した稀有な外交家である。もとはカトリック聖職者で、1789年にオータン司教となったが、フランス革命では聖職者財産の国有化や聖職者民事基本法を支持し、後に聖職を離れた。外務大臣としてリュネヴィル条約、アミアンの和約などの外交に関与し、ナポレオンの外交政策を支えながらも、次第にその拡張政策に反対した。1814年にはナポレオン退位とブルボン復古を主導し、ウィーン会議ではフランスの国益を守るため巧みな外交を展開した。政権を次々に乗り換えたことから「変節漢」と批判される一方、現実主義的で高度な外交能力を持つ人物としても評価され、「タレーラン」は巧妙で打算的な外交の代名詞となった。
年表
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ヨーロッパ
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