ジョゼフ・フーシェ:近代警察制度を築いた「陰の権力者」
ジョゼフ・フーシェ
フランス革命からナポレオン時代、王政復古期まで活動した政治家・革命家・警察行政官。国民公会議員としてルイ16世の処刑に賛成し、1793年のリヨン反乱鎮圧では苛烈な弾圧を行った。その後、ロベスピエール打倒に関与し、総裁政府・統領政府・第一帝政で警察大臣を務めた。広範な情報網と諜報・監視体制を築き、ナポレオンの政敵や陰謀を監視する一方、秘密外交も行った。ナポレオン失脚後には王政復古にも適応し、1815年には臨時政府の中心人物となった後、再び警察大臣を務めた。政権が変わるたびに生き残ったことから、タレーランと並ぶ「変転する政治家」として知られる。
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