土木の変と復位を経験した波乱万丈の明朝皇帝
明英宗
明英宗は明朝の第6代および第8代皇帝である。1435年、父の宣徳帝の死去を受けて7歳で即位し、正統帝と呼ばれた。幼少期は皇太后や経験豊富な高級官僚が政治を支えたが、後に宦官の王振を重用するようになった。1449年、オイラトのエセン・ハーンに対する親征を行った際、土木の変で明軍が大敗し、本人も捕虜となった。その後、弟の景泰帝が即位し、英宗は1450年に解放されたものの、帰国後は宮中に軟禁された。1457年、奪門の変によって皇位を取り戻し、天順帝として再び統治した。晩年には政務の安定化を図り、宮廷の制度や人身犠牲を伴う殉葬の慣行にも改革を加えた。1464年に36歳で死去し、長男の成化帝が後を継いだ。
年表
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アジア
世界
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