長政の中で全盛と財政破綻をもたらした悲劇の皇帝
万暦帝
万暦帝は明朝第14代皇帝で、1572年に9歳で即位した。48年に及ぶ在位期間は明朝の皇帝の中で最長である。治世前半は、大学士の張居正や母の李太后らの補佐を受け、財政・行政改革や軍事力の強化が進められた。1590年代には寧夏の反乱、朝鮮半島での壬辰倭乱(文禄・慶長の役)、播州の楊応龍の反乱という大規模な軍事作戦を実施した。一方、皇太子の選定をめぐって官僚と長年対立し、1600年前後から政務への関与を次第に減らした。官僚間の党争、財政難、後金の台頭などが重なり、晩年には明朝の統治基盤が弱体化した。1620年に死去し、長男の泰昌帝が後を継いだ。
年表
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アジア
世界
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